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私的勉強用ブログ

もう一度読む山川○○シリーズより

オリエント社会と文化

オリエントの古代専制国家では、

神の化身とみなされた絶対的な権力者である国王が

官僚をつかって民衆を支配し、

民衆は自由身分ではあっても、

賦役と貢納を負担する王への奉仕者にすぎなかった。

 

宗教が重んじられ、

神につかえ祭儀と知識を独占する神官が大きな力をもったのも、

オリエント社会の重要な特色である。

 

古代オリエントが後世に残した最大の遺産として、

古代文字(象形文字楔形文字・アルファベット)、

エジプト太陽暦・測地術、メソポタミア六十進法、

ヒッタイトの製鉄、

ヘブライ人の一神教などがあげられる。

 

オリエントは周辺の多神教世界の中で、

善・悪2神の対立を説くイランのゾロアスター教(拝火教)も特異であったが、

ヘブライ人の唯一神ヤハウェに対する信仰は、

他神を認めない排他性と

ユダヤ人だけが選民として特別の恩恵が与えられているという

選民思想とによって独自の世界をきずいた。

 

ユダヤ教からのちにキリスト教がうまれ、

更に両者の影響のもとにイスラーム教が成立している。