私的勉強用ブログ

もう一度読む山川○○シリーズより

オリエントの統一

前2千年紀初め以来、

メソポタミアで力を強めてきた

セム系の遊牧民アッシリア(前2000頃~前612年)が

前8世紀に西アジアを統一し、

前7世紀にはついにエジプトをも併合して、

史上初めて全オリエントを支配することに成功した。

 

しかし、アッシリアの圧政は諸民族の反抗を招いて、

エジプト・リュディア(小アジア)・新バビロニア(メソポタミア)・メディア(イラン)の

四国に分裂した。

 

アッシリアのあとをうけてオリエント統一を確立したのが、

インド・ヨーロッパ系のイラン人(ペルシア人)である。

アケメネス朝(前550~前330年)の諸王のもとで、

前6世紀、次第に勢力を広げ、

エジプトからインダス川流域におよぶ大帝国を建設した。

ダイオレス1世<位前522~前486年>は、

帝国の行政組織・財政制度・交通網を整備し、

他方、服属民族のそれまでの慣習を尊重して統治に成功し、

古代オリエントの専制支配を完成させた。

 

しかし、ギリシア遠征の失敗や内乱の為、

ペルシア帝国の力はしだいにおとろえ、

前330年、西方のマケドニアアレクサンドロスによってほろぼされた。

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