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私的勉強用ブログ

もう一度読む山川○○シリーズより

法の支配

政治経済 民主政治の基本原理

絶対王政の時代では、

多くの国で国王が自分の都合に合わせて法を制定し、

国民を支配する「人の支配」がおこなわれていた。

しかし、イギリスでは、17世紀の市民革命期に、

国民と市民との裁判を担当した裁判官のエドワード・クックが、

「国王といえども神の法のもとにある」というブラクトンの言葉を引用して、

国王も中世以来の慣習法であるコモン・ローに従うべきであるという、

「法の支配」の考え方を主張した。

→民主政治の原理の一つ

 

法には、文書化された成文法と、

判例や慣習に基づく不文法とがある。

民主政治における「法」は、

国王のような権力者が国民を従わせるために恣意的につくるものではなく、

逆に国民の基本的人権を保障するために

権力者が守るべきものという性格をもっている。

それは、「法」が、本来、

国民の基本的人権を守るために存在するものでなければならないことを示している。

「法の支配」の原理は、19世紀のドイツで発達した、

法の形さえ整っていれば基本的人権をも制限できるとする

法治主義」とは、考え方を異にする。

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