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私的勉強用ブログ

もう一度読む山川○○シリーズより

民族移動の波

世界史 古代オリエント世界

前2千年紀の初めころ、

メソポタミア周辺の草原に住むインド・ヨーロッパ系の遊牧民族が移動をはじめ、

なかでも小アジアにはいり前18世紀に王国をたてたヒッタイトは、

馬と鉄を武器に力をのばし、

カッシート・ミタンニの両民族もメソポタミアに侵入・定着してそれぞれの王国をきずいた。

エジプトには遊牧民ヒクソスがシリアから侵入して中王国をほろぼした。

 

前15~14世紀にかけて、

古代オリエント世界は、

ヒッタイト・ミタンニ・カッシート・ヒクソスを追放して

新王国時代にはいっていたエジプトの4国が

たがいにきそいながら共存する繁栄期をむかえた。

前1200年ころになると、東地中海地方にあらたに民族移動がおこり、

そのためにヒッタイトはほろび、エジプトもおとろえた。

大国の衰退に乗じてセム系諸民族がシリアを中心に活躍。

アラム人・フェニキア人・ヘブライ人などがそれである。

フェニキア人は北シリア沿岸にシドン・ティルスなどの都市をつくって地中海貿易に活躍、

アラム人はダマスクスを中心に陸上貿易。

フェニキア人もアラム人も商業活動の必要から表音文字を考案し、

その後の諸民族のあいだにおける文字の創造と伝播の源となった。

フェニキア文字はヨーロッパ系言語のアルファベットの起源となった。

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