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私的勉強用ブログ

もう一度読む山川○○シリーズより

水稲と鉄器

日本史 農耕社会の誕生

九州地方にはじまった水稲耕作は、

100年ほどのあいだに近畿地方にまでひろまり、

紀元前後には関東地方から東北地方南部に、

2世紀ころには東北地方北部にまでおよび、

狩猟・漁労の生活を大きく変化させた。

 

水田は、はじめ低湿地を利用した湿田であったが、

やがてやや高い土地にもひろがり、

静岡市の登呂遺跡のように、

畔で大規模な水田を区画し、

灌漑や排水の為の水路をめぐらすものがあり、

地方によっては小区画の水田も発達した。

 

籾は直播され、

耕作の用具は、木鍬、木鋤、田下駄などの木製農具から、

鉄の刃先をつけた鍬や鍬へ、

収穫の用具も稲の穂首を刈り取る石包丁から鉄鎌へと進歩した。

 

鉄は、朝鮮半島から製品の素材が輸入されたが、

日本でも中国地方の山地で砂鉄が採取され、

瀬戸内海沿岸などで生産される塩とともに、

各地方でそれらの交易がおこなわれた。

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