私的勉強用ブログ

もう一度読む山川○○シリーズより

民主政治の基本原理

社会主義とファシズム

市民革命ののち、近代民主主義の政治体制は現代にいたるまで、 必ずしも順調に発展してきたわけではない。 19世紀末から資本主義国は帝国主義の段階に入り、 矛盾を深めていくなかで、 労働者階級を中心とした勢力が政権につき、 生産手段を公有化して、 社…

議会制民主主義

ルソーは人民主権による直接民主制を理想としたが、 現代国家では間接民主制を具体化した議会制民主主義(代表民主主義・代議制)に基づく 議会政治(代議政治)が一般的。 国民のなかから選ばれた議員で構成される議会を通じておこなわれる政治である。 議会政…

権力の分立

国家には、国家権力という強制力が存在する。 この権力は強大で、 たとえば租税という形で国民から金を強制的に徴収したり、 犯罪者の命を死刑という形で奪うことさえできる。 強大な国家権力が特定の人間や特定の機関によって濫用されると、 国民の基本的人…

法の支配

絶対王政の時代では、 多くの国で国王が自分の都合に合わせて法を制定し、 国民を支配する「人の支配」がおこなわれていた。 しかし、イギリスでは、17世紀の市民革命期に、 国民と市民との裁判を担当した裁判官のエドワード・クックが、 「国王といえども神…

基本的人権の展開

市民革命によって獲得された人権は、 信教・言論の自由などを含む精神の自由、 不法に逮捕されない権利などの人身(身体)の自由、 私的財産の保障などの経済活動の自由といった、 国家権力からの自由を求める自由権(自由権的基本権)が中心であった。 しかし、…

基本的人権の保障と国民主権

アメリカやヨーロッパでの市民革命の結果、 新しい政治体制ができあがると、 市民階級が要求していた自由や平等に関する基本的人権の保障、 国民(市民)が政治のあり方を最終的に決定する力を持つ国民主権の原理が確立。 これらの原理が、現在の民主政治をつ…

自然権思想と社会契約説

16~18世紀のヨーロッパでは、封建制度の社会から一歩進んで、 国王が強い権力を持って国民を専制的に支配する絶対王政(絶対主義)の時代。 絶対君主制ともいわれ、 特権的な大商人と結びつき、強大な政治権力をもった絶対君主が、 常備軍や官僚を使って専…

政治と国家

人間は誰でも、家庭をはじめ、 学校・企業・国家・国際社会などの社会集団に属し、 その中で生活している。 社会集団の中では、 個人や集団の意見が対立することがしばしばある。 社会秩序を維持し、 争いの無い平和な状態をつくりだしていく為に、 意見の対…